あひるのバタ足

日本語教師だったり、TOEICスコアアップトレーナーだったり。非常勤生活満喫中。ご意見はTwitter @ahiru5963 へ。

パクり合って進化しよう

前回エントリで新人さんに「パクリ」を奨励したところ、皆さんからリアクションをいただき「そうは言っても…」という考えもあることがわかったので、アンケートをしてみました。ご協力くださった皆様、ありがとうございます。

 

抵抗のある方が半分近くというのが私には驚きでした。というわけで、さっそくインタビューです。ちょっと不躾な質問にも快く答えてくださる先輩方に感謝です!(ご本人の承諾を得て転載)

ベテラン教師 Aさん

無駄に頑張ることは、教師にも学生にも益がないどころか害さえあるものね。
とはいえ、(無駄に)頑張ってきた先輩は、そうやすやすと手の内を公開したくないようなケチ根性が抜けきらんのです。ここは学校側がそうした先輩たちにも対価を支払いつつ、新人用「教案キット(真似してごらん♪)」を作成すべきでしょうね。

ベテラン教師 Bさん

養成講座を担当していた時、余りに皆さんとんちんかんなことをなさるので、一回私が書いた教案を使って皆が実習をやってみたらどう?と提案したことあります。(その時は実現しなかった。でも教案はあげました。)そーいえば海外に出る人にはプレゼントとして中級教科書一冊分の教案あげてたし、オンラインレッスン始める人には教案のみならず画像も。しかし今はフリーランスなのでお金に結びつくように考えないとな~。

学校など組織として対応する場合については別の方からも指摘がありました。

提供してくれた人が組織に搾取されるというのは避けたいですね。実際そういう事態になっちゃってるから共有したくないという人もいるかもしれません。

一方で、共有するとこんないいことがあるよという意見も。

見つめ直すきっかけになる、という考え方も。

めぐりめぐって自分にもメリットがあるよという考え。

 私自身も、シェアすることによってフィードバックがもらえたり、自分では思いつかなかった改良が加えられたりするというメリットを感じているので、自作教材を使ったときは授業後の報告にGoogle Driveのリンクを貼っています。

ちなみに教材に使ったことのない人はいないと思われる「いらすとや」は無償でかなり自由に使えますし

www.irasutoya.com

営業マンのお詫びグッズとして名を轟かせる「切腹もなか」も

 >土肥: レシピはその……門外不出ではないと?

 >渡辺: 門外出まくりですね。

www.itmedia.co.jp

公開することで損しちゃうと思っている方は、仲間内で少しずつでもやってみてはいかがでしょうか。

でも自信がないし恥ずかしい…という方はぜひこちらを!

 

金銭的に報われるかどうか、またそのための方法については慎重に答えを出したいと思います。実際教案を有料で公開していた方がいて、それを買ったとき「えっ、なにこれ?!」と思ってしまったことがあるのです。あくまでも私の気持ちの問題です。お金が介在することにより、期待値が高まってしまったり、その高まった期待が失望に変わったり、感情にノイズが入ってくるんですよね。

10年前の自作教材を後生大事に抱え込んで、時代遅れになってしまったということのないように、自分自身も常に進化していたいものです。

 

【宣伝】言語学オタクをさりげなくアピールしよう。チョムスキーTシャツ各色あります。

suzuri.jp