あひるのバタ足

日本語教師だったり、TOEICスコアアップトレーナーだったり。非常勤生活満喫中。「われわれは過去の記憶によってではなく、未来への責任によって賢くなる」(バーナード・ショー)

未習語論争の本質

金科玉条のように「未習語を使うな!」と青筋立てる先生を私は見たことがなく、非実在教師なのではという気もしないでもないですが。でも話聞いてると、やっぱりいるんですかね。 ひとつ提案。 いっそ、直接法で教えてる全国の日本語教師の授業をサッカーや…

外国語ができなくても日本語教師になれるって、ホント?

「あんなに言ったのに全然覚えてない!」講師室に戻ってくるなりキレてる先生がいました。相当がっくりきてる様子です。前回導入した表現とその注意点について、復習をしたらほとんどの学習者が覚えていなかったのだそうです。 でも、ちょっとまって。教師が…

初級ばかり担当してると日本語が退化する?

初級が好きすぎて、自分は変態なんじゃないかと思う今日この頃です。今期も担当3クラスすべて初級です。 しかし悲しいことに、先生たちが「初級ばかり担当していると自分の日本語が退化する」と言っているのを聞いたことがあります。「えっ、そんなの都市伝…

初級でも議論。シンギュラリティについて

学習者と接する際、常に意識していることの一つに「学習者は大人である」ということがあります。教師より年少である、日本語がたどたどしい、ともすれば我が子と同じくらいの年頃だからと、20才前後のいい大人を子ども扱いする教師は珍しくありません。2013…

授業でスマホ、どう使う?

前回は、『ネット・バカ インターネットが私たちの脳にしていること』を引き合いに、新しいメディアの出現に伴って私たちの脳も変化していくことと、それが不可逆的な変化であることを述べました。そして、私が授業中にGoogle辞書の使用を制限している理由に…

授業中のスマホ、禁止?それとも許可?

読み進める前に、まず心の中で考えてみてください。 授業中のスマホ、禁止しますか?それとも許可しますか? 理由は? 最近、こんな本を読みました。5年ほど前に書かれた本ですが、2017年の今も色あせるどころか、ますますエッジが立ってきているように思え…

日本語教育とコーポレート・ガバナンス

10年と少し大手通信会社で会社員をやってきた私にとって、日本語教育の世界におけるコーポレート・ガバナンスは非常に脆いものに感じられます。 たとえば私が非常勤として勤務してきた日本語学校では、常勤・非常勤の連携が求められ人の入れ替わりも頻繁なの…

Twitter実況のススメ

講演やシンポジウムなどでノートを取っている方、次回からTwitter実況をしてみませんか? ・メリット1.勝手な使命感で気分がよくなり、集中して聞ける。2.普通にpcでメモとるのと手間が大して変わらない。3.誰かがまとめてくれることがある。4.色々な人から…

いま目の前にいる学習者を見つめるということ

昨日の村上吉文氏によるセミナー 「語学教育とソーシャルメディア」で一番の収穫だったのは、Will Skill Matrix で学習者のタイプを整理し、いま目の前にいる学習者にはどういう学習法が最適なのか?を考えることの重要性をあらためて認識したこと。すべての…